英ロンドンで、ヤギになるための人工装具を装着したトーマス・スウェイツさん(2015年8月13日撮影)。(c)AFP/AFPTV/Antoine Bouthier 【9月26日 AFP】「人間でいることを休みたい」――そんな願いを持った英国人男性が、スイスのアルプス山脈(Swiss Alps)でヤギとして暮らした体験を語った。 英ロンドン(London)出身のグラフィックアーティスト、トーマス・スウェイツ(Thomas Thwaite)さん(34)は、四足歩行できるように特別な人工装具を制作し、さらには、より「ヤギらしく」なるために、脳の中枢神経にも刺激を与える試みまで体験したという。 目標は、人間でいるという経験がどれほど変化し得るかを確認することにあった。 「落ち込み気味で、人間でいることや、金もうけをしようとすることのややこしさに悩まされていたんです」と、スウェイツさんはプロジェクトを