滋賀県彦根市の交番で警察官が拳銃で撃たれて死亡した事件で、殺人の疑いで逮捕された19歳の巡査が調べに対し、「ためらわずに撃った」といった趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかりました。警察が引き続き、当時の状況を調べています。 警察によりますと、調べに対し「背後から撃ったことは間違いありません」と容疑を認めているということです。 警察は教育係だった巡査部長に発砲した経緯を捜査していますが、その後の調べに対し、巡査が「特に何も思わず、ためらわずに撃った」といった趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で新たにわかりました。 警察によりますと、2人は先月26日に交番に着任し、3交代制の勤務の中、一緒に勤務したのは事件当日が5回目でした。このうち2回が2人だけの勤務だったということです。 捜査関係者によりますと、巡査は身柄を確保された際、「罵倒されたので撃った」などと話しましたが