スリランカ・コロンボの墓地で行われたエリヤンタ・ホワイト氏の葬儀(2021年9月23日撮影)。(c)ISHARA S. KODIKARA / AFP 【9月25日 AFP】「聖水」でスリランカの新型コロナウイルス流行を収束させられると主張し物議を醸したシャーマンが、同ウイルスに感染して死亡した。家族が23日、明らかにした。 首相らも治療してきたエリヤンタ・ホワイト(Eliyantha White)氏(48)は昨年11月、自身が祈祷(きとう)を施した「聖水」を川に注げばスリランカと隣国インドの新型コロナ流行を収束させることができると主張していた。 パウィトゥラ・ワンニアラッチ(Pavithra Wanniarachchi)保健相もホワイト氏の主張を支持していたが、今年1月に新型コロナに感染し、集中治療室(ICU)に入った。 ホワイト氏は2010年、12歳の時から「特別な力」を持っていたとAF