概要 プログラミング言語での値の受け渡しの方法には 値渡し(pass by value)と参照渡し(pass by reference)という2つの方法があります。 C# では、値の受け渡しは基本的に値渡しになります。 しかし、ref や out といったキーワードを使うことで参照渡しにすることが出来ます。 ポイント 値渡し: メソッド内で引数の値を書きかえても、呼び出し元には影響しない。 参照渡し(ref): メソッド内での値の書き換えの影響が呼び出し元に伝搬する。 out: 特殊な参照渡し。戻り値以外にも値を返したいとき(複数の値を返したいとか)に使う。 値の受け渡し 値の受け渡しが発生する場所は何カ所かあります。例えば以下のような場所です。 変数から変数 変数から引数 戻り値から変数 var x = 1; var y = x; // x から y に値を渡す static void