東京医科大の医学部入試で女子を合格しにくくする不正が発覚した問題で、過去に受験し不合格となった女性たちを支援する弁護団が26日、東京都内で記者会見し、来春までに慰謝料などを求め大学を提訴する考えを明らかにした。 弁護団によると、これまでに東京医大に対し、受験生1人当たり10万円の慰謝料や受験料の返還、得点操作がなかった場合の成績開示を求める集団請求を実施。40人の女性が参加し、請求額は計1300万円余りに上る。 弁護団は今後、40人を中心に訴訟への参加意向を確認。東京医大からの回答も踏まえて、訴訟の内容を決める。