水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba 水野敬也オフィシャルブログ「ウケる日記」Powered by Ameba 経営者について書かれた本を読んでいると 「この人は本物だなぁ」 と感じることがあるのですが、先日もこんな文章を読みました。 1985年「フォーブス」誌が「全米一の金持ち」としてサム・ウォルトンの名前を報じた。 するとたちまち、レポーターやカメラマンがウォルトンの家に大挙して押しかけたが、レポーターたちが目撃したのは、荷台に猟犬用の檻を積んだ古ぼけた小型トラックを運転し、ウォルマートのロゴ入りの野球帽をかぶり、散髪は町の床屋ですませる男だった。 ウォルトンは言う。 「ヨットを買いたいとか、島を丸ごと所有したいなどと思ったことは一度もなかった。こうした欲望や野心が、多くの好調だった企業をダメにしてきたのである。生活レベルを上げるために、自分たちの持