が、どのような被害を出すかというお話。 ▼軌道エレベータのしくみ 静止衛星は高度36,000[km]を東に向って3.1[km/s]ぐらいで飛んでいる。 この高度と速度だと、24時間で地球を一回転するので地表から見ると静止しているように見える。 そこから丈夫なケーブルを上下に延ばし、どんどん縦長にしてゆく。重心位置はかわらないので静止衛星のままだ。 ケーブルを地表に届くまで長くできれば、さらに面白い。 端っこを地面に団子結びにしておくと、軌道エレベータの完成だ。 ▼オービタルリングのしくみ 複数本の軌道エレベータを立てて、静止衛星軌道をぐるっと囲む巨大なリングでつなげば、オービタルリングになる。 軌道エレベータ間の移動も楽になるし、新しい軌道エレベータ(ピラー)を立てるための資材の運搬も超楽になるのでいいことづくめ。 一旦リングができれば、静止衛星軌道より上や下にもリングを作ること