前線の影響で東北から西日本にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定になり、北陸では非常に激しい雨が降っていて、石川県と富山県では、半日で平年の1か月分の雨量を上回る大雨になっているところがあります。 24日にかけて北陸などを中心に局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに警戒するよう呼びかけています。 気象庁によりますと、日本海からのびる前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、東北から西日本にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定になっています。 午後2時半までの1時間には、▽富山市の猪谷で48ミリ、▽岐阜県白川村で42ミリの激しい雨を観測したほか、▽福井県坂井市三国でも37.5ミリの激しい雨が降りました。 石川県かほく市と富山県高岡市では、23日朝の降り始めからの雨の量がこれまでに180ミリを超え、平年の8月1か月分の雨量を