「オレの好きにしたらあんた絶対、ものすごく困るくせに」 「だから、怒らないなんて一言もいってないじゃない」 「そうっすね」  がっくりと頤をひいて、私の胸前で交差させていた腕を力なくするりとおろした。

florentineflorentine のブックマーク 2014/02/26 20:31

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遍愛日記 - 130

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