「ごん、おまいだったのか。いつも栗をくれたのは」  ごんは、ぐったりと目をつぶったまま、うなずきました。  兵十は火縄銃をばたりと、とり落しました。青い煙が、まだ筒口から細く出ていました。

facebooookfacebooook のブックマーク 2023/05/05 21:14

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新美南吉 ごん狐

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