労働組合・プレカリアートユニオンが、警備会社大手のテイケイ株式会社に対し、損害賠償1221万円を請求する訴訟を提起した。 テイケイに対し、ユニオンは、2019年3月から警備員の未払い賃金問題などの改善を求め、団体交渉の申し入れていた。ところが会社側は組合の申し入れに一切応じようとせず、退職強要で無理やり会社を辞めさせる、怪文書を送り付けるなどの激しい組合攻撃をはじめた。 特に今回訴訟で問題にされている、ユニオンやそのメンバー個人に送られた「怪文書」と、ユニオンがテイケイ本社前で街宣活動を行った際に会社が本社の入り口に張り出した張り紙は一目見ただけでも「異様さ」が際立つ。すでにその様子はSNSでも拡散している。 なぜ会社がこのような異様な行動をとり続けるのだろうか。このような露骨な労働組合への権利侵害は、法的にいかなる「代償」を生み出すのだろうか。 違法な未払い賃金の支払いを求めてユニオンに
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