熊本県八代市の私立、秀岳館高のサッカー部で、30代の男性コーチが3年生部員に暴力を加えたとされる問題で、当該コーチからすでに退職願が提出されていることが26日、分かった。 【写真】不適切発言を行った秀岳館サッカー部の段原一詞監督 しかし20日の問題発生から一夜明けた21日には、早くも警察が学校を訪れて事情聴取。現在は取り調べ中であることから、学校側は退職願を「預かり」の状態として、保留している。 警察の捜査次第では、コーチが自ら身を引く形ではなく、学校側がコーチを「解雇」するといった厳罰が下される可能性もある。 問題は、20日夜に学校に第三者から連絡があった。学校側は、サッカー部の寮内で部員がコーチから殴る、蹴るの暴行を受けている動画が出回っている事実を確認した。翌21日朝には県警が学校を訪れて、3人が事情聴取を受けていた。 ▽秀岳館サッカー部暴力騒動経緯メモ ◆20日 第三者からの連絡が