59年の歴史を持つ「歴史読本」(KADOKAWA/中経出版)が10月6日発売の「歴史読本 2015年秋号」を最後に休刊することが発表された。 【今後はこんな方向の別冊や単行本シリーズを計画】 同誌は1956年に「特集 人物往来」として創刊。歴史図書専門出版社の人物往来社から刊行されていたが、その後同社は新人物往来社と社名変更、2008年に中経出版の子会社化となった後、2013年に中経出版に吸収合併されていた。 歴史専門雑誌として2015年3月号までは月刊だったが、4月から季刊化。そこから半年ほどで今回の休刊となった。 定期刊行物としては休刊するが、今後は、テーマや地域性を厳選し、カラーページを充実させた「別冊歴史読本」を刊行するほか、単行本「歴史読本BOOKS」シリーズを新たに創刊していくとしている。