生活保護「受給者バッシング」の正体---年間支払額3.3兆円、受給者210万人の「世界」を徹底検証 【第2回】 安田浩一(ジャーナリスト) 第1回はこちらをご覧ください。 あの市民団体も登場 同日中にこのやり取りを聞いた「京都POSSE」のメンバーは、女性と一緒に同市に抗議。申請書を渡すように要求した。しかし市役所の態度は頑なで「(申請は)受け付けない。お断りする」の一点張り。 その後、同団体は京都府に一連のやり取りを報告し、善処するよう訴えた。さすがにこれはマズいとなったのか、府は舞鶴市に対して保護業務の改善指令を出し、ようやく女性の申請も受理されるに至った。 この女性に同行した同団体の川久保尭弘代表はいまでも憤りを隠さない。 「女性はすでに所持金が600円しかなかった。子どももいるわけですし、本来ならば緊急保護[注5]の案件ですよ。しかし河本騒動まで"利用"して、舞鶴市は水際で阻止しよ
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