2014年12月23日のブックマーク (3件)

  • 『絶対に行けない世界の非公開区域99』行けない場所にはワケがある - HONZ

    企業秘密として、立ち入りを禁じられた場所。 軍事上のセキュリティによる観点から、非公開とされてきた場所。 都合が悪いからと、見て見ぬふりをされてきた場所。 都市伝説として知られており、当にあるのかどうか分からない場所。 これだけ交通手段も発達し、情報化が進んだとはいえ、まだまだ世界は広い。宗教、科学、歴史戦争、様々な分野において、限られた人間しか立ち入れない驚きのスポットが数多く存在している。そして須らく行けない場所にはワケがあるのだ。 それはまさに世界中に散らばった情報社会の秘境。ヒトラーの地下壕から伊勢神宮まで、書に掲載されている全99ヶ所の非公開区域の中から、そのいくつかを紹介してみたい。 * 先祖とのつながりを重視することでも知られるモルモン教。その総山の近くには、世界最大と思しき35億点を越える家系データが保管されている。ユタ州に位置する岩山の地下深くにそびえ立つ、グラナ

    『絶対に行けない世界の非公開区域99』行けない場所にはワケがある - HONZ
  • SF初心者向け。映画『インターステラー』を100倍楽しむための予習用SF作品4つ+α - personalogs.

    (100倍は言い過ぎたかもしれないですが。) 映画『インターステラー』を観てきました。 大作SFモノとしては過去にほとんど類を見ないほどの傑作で、映像・脚音楽・キャスト等どれも素晴らしいのでぜひ映画館に観に行ってほしい作品なのですが、「SF」というジャンルにあまり触れたことのない人にとっては、ちょっと難解じゃないかなと思うような部分もありました。というのも、SF作品は往々にして、過去のSF作家たちが積み上げてきた知識の蓄積を前提としてシナリオや舞台設定がつくられていることが多いからです。*1 あまりSFになじみのない人にインターステラーをオススメするとき、「SFというジャンルの過去の蓄積(前提知識・不文律・お約束……そして何よりSFの面白さ)」を予習するのに適した作品を4つほど挙げてみました。映画も公開中ですし、なるべくライトに読める、短い作品を選びました。*2 1.『幼年期の終わり』

    SF初心者向け。映画『インターステラー』を100倍楽しむための予習用SF作品4つ+α - personalogs.
  • 天皇。ソビエト。共産主義。総力戦。新聞。

    1945年以前の日は暗黒の中世だったという価値観が染みついているが、まずペリーの黒船のところから歴史観がゆがんでいる。ペリーはこの時の航海記を書いているわけだが、その中で何度も、というか100回くらい、日教養レベルが高いと繰り返し綴っている。ペリー人の著作で、日人の教養豊かな様子がみずみずしく活写されているのに、なぜか日という遅れた国が、先進国になめられていたというイメージで捉えられている。この問題に関してはペリーのを読むのがもっとも手っ取り早い。 日は元々そんなに軍国主義というわけではない。明治から富国強兵とか言っていたけれども、軍国主義に傾斜したのは、1905年に日露戦争に勝った時に、辛勝であることが理解されなかったからであり、新聞が戦意高揚で部数を伸ばすことを学んだからである。賠償金を取り損ねたと政府批判を繰り返し、大衆を煽ったわけである。皮肉にも、政府の御用新聞とも