5月8日、黒田東彦日銀総裁は、長期国債の大量買い入れについて、財政ファイナンス(穴埋め)とは「明確に一線を画すものだ」とあらためて強調した。4日撮影(2013年 ロイター/Adnan Abidi) [東京 8日 ロイター] 黒田東彦日銀総裁は8日、参議院予算委員会で、4月4日に打ち出した「量的・質的金融緩和」における長期国債の大量買い入れについて、財政ファイナンス(穴埋め)とは「明確に一線を画すものだ」とあらためて強調した。 日銀は長期国債の保有額を2年間で2倍に積み上げる大規模な緩和策を推進しているが、黒田総裁は「あくまでも金融政策目的のために、日銀自身の判断で行うもの」と説明。1月に公表した政府との共同声明に「政府も財政健全化に向けた取り組みを行うことが明記されている」とも述べ、財政ファイナンスと受け取られないための政府の取り組みにも期待感を示した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く