岐阜県神戸町の太陽光発電所で、雑草の影によってパネルの発電効率を落とさないよう、ヤギを使って除草を行う活動が始まりました。 この発電所は、およそ1700平方メートルの敷地にパネルを設置し、年間に一般家庭100世帯が使う電力量に相当する30万キロワットアワーを発電しています。発電効率を落とす影を作らないようこまめな除草が必要で、コストが草刈り機と大きく変わらず、除草剤を使わずに環境にもやさしいとして、ヤギの活用を決めました。 ヤギは5匹で、時々、パネルの下の日陰で休憩しながら、のんびりと草を食べていました。 導入にあたっては、ヤギが行き来しやすいようパネルの高さを上げたり、配線を地中に埋めたりしたということで、発電所を設置した会社の水本秀三常務取締役は「ヤギは見た目にも癒されます。条件が合えば、ほかの発電所でも導入を検討したいです」と話していました。
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