2月4日、黒田東彦日銀総裁は午後の衆院予算委員会で、先に導入を決めたマイナス金利付き量的・質的金融緩和(QQE)について「いたずらに長くやるものではない」との認識を示した。写真は都内で昨年12月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai) [東京 4日 ロイター] - 黒田東彦日銀総裁は4日午後の衆院予算委員会で、先に導入を決めたマイナス金利付き量的・質的金融緩和(QQE)について「いたずらに長くやるものではない」との認識を示した。松浪健太委員(大阪維新)の質問に答えた。 マイナス金利付きQQEは「2%の物価安定目標をできるだけ早期に実現し、それを持続的に維持するためにやっている」とし、「いたずらに長くやるものではない。あくまでもデフレから脱却し、2%の物価安定目標を達成するためにやっている」と語った。