ベンチャー企業が「ビットコイン」などの仮想通貨で事業資金を得る「イニシャル・コイン・オファリング(ICO)」という手法が日本でも動き始めた。低コストで世界中から資金を集められるのが特徴だ。ただ、詐欺的な手口も一部で出ており、金融庁は注意喚起を始めた。 安昌浩(やすまさひろ)さん(29)は6月、信頼性の高い記事やブログを集めたメディアサイトを作ろうと、ベンチャー企業「アリス」を設立した。虚偽のネット記事にうんざりする人は多く、ニーズがあると読んだ。 資金調達に使ったのがICOだ。新株にあたる「トークン」と呼ばれる電子的な証票を投資家らに仮想通貨で買ってもらう。企業は仮想通貨を円やドルなどに換金して事業に使う。投資家は企業のサービスを割安に受けられるなどのメリットがある。 安さんらは今夏に事業計画をネットで公表し、投資家からの質問に応じた。9月からの1カ月で約100カ国から4・3億円が集まった
【12月29日 AFP】故マーガレット・サッチャー(Margaret Thatcher)元英首相が、かつてロナルド・レーガン(Ronald Reagan)元米大統領との初首脳会談のため米首都ワシントンを訪れる際、政府専用機としてチャーターした超音速旅客機コンコルド(Concorde)にパンダを同乗させてほしいとの要請を断っていたことが29日に公開された英政府公文書で明らかになった。 発端は、レーガン氏が大統領に就任した1981年1月、米スミソニアン協会(Smithsonian Institution)が雄のパンダを貸し出してもらえないかと英ロンドン動物学会(Zoological Society of London)に依頼したことにある。ロンドン動物学会のソリ―・ザッカーマン(Solly Zuckerman)会長は、当時首相だったサッチャー氏の助けを借りて学会の知名度を上げようとした。 英国
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