食品業界に生きながら、ネット上で広がる ビジネスに刺激を受ける毎日。 ”業界ならではの情報”と”くだらん日常”を カフェ感覚でサクッとご紹介したいと思います。 10月26日の水産庁の発表、来漁期(2022年1~12月)におけるサンマの漁獲可能量(TAC)改定に関する意見交換会の内容です。 今漁期等量(前漁期比4割減)となる15万5335トンが提案されました。 北太平洋漁業委員会(NPFC)の決定に従った措置です。漁業者からは、今後の国際管理の充実を求める声はあったようですが、特に反対意見はなく、今回の内容を踏まえて、水産庁はサンマTACについて、11月中旬ごろの水産政策審議会資源管理分科会で決定する予定となります。 日本はサンマTACを15年漁期以降、6漁期連続で26万4000トンに据え置いていました。 ただ、サンマ資源の減少や過剰漁獲を示す科学分析などから、今年2月のNPFC会合で、22