キヤノン「EOS Kiss X6i」は、「EOS Kiss」シリーズの10代目となるエントリー向けデジタル一眼レフ機だ。昨年リリースされた「EOS Kiss X5」からデザインを継承しつつ、ライブビューAFの高速化や液晶モニタのタッチパネル化を実現した。その機能と操作性はどうなのか。試作機によるレビューをお伝えしよう。 キヤノンは昨年3月、「EOS Kiss」シリーズで初めてバリアングル液晶を搭載したモデル「EOS Kiss X5」を発売した。シーンインテリジェントオートや表現セレクトといった新機能を搭載し、トータルバランスに優れた製品に仕上がっていた。現在に至るまで、売れ筋ランキングの上位をキープし続けていることも納得できる。 ただし、EOS Kiss X5の弱点の1つは、ライブビューや動画撮影の際のコントラスト検出AF(ライブモード)が遅いこと。EOS Kiss X5に限らず、そもそも
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