東京大学空間情報科学研究センターは「人の流れプロジェクト」を行っている。同プロジェクト防災や防犯、マーケティング、交通、都市計画を考えるにあたって、変動する人々の動きをGPSやカメラ、ICタグを使って面的に把握し、応用する研究を行っている。 2012年11月26日に発表した、東京大学地球観測データ統融合連携研究機構特任研究員 上山智士氏の「混雑統計データによる東日本大震災当日の人々の流動状況」という動画がyoutubeで公開されている。 この動画は携帯電話のGPSデータをもとに、2011年3月11日の東日本大震災時の人の流動を再現したもの。同研究センターと共同研究を行っているゼンリンデータコムの「混雑統計」データを利用して作られている。 動画では2011年3月10日の夜からはじまり、3月11日の地震時とその後について可視化されている。色がGPSが進んでいる方向ごとについており、地震前には様