どうすれば「仕事のできるやつ」になれるだろうか。そういった相談を、若手の方からよくいただく。 「やっぱり論理的思考力を身につけるべきですか?」 「英語ができたほうが良いですかね?」 「資格はとったほうがいいですか?」 そういった具合だ。もちろん、いずれも間違いではない。しかし、私が前職で学んだことのなかで、もっとも「仕事ができるようになる」ために重要だと思ったのは上のような話ではない。 それはある会議での事だった。 会議のテーマは「集客」である。新しいサービスを立ち上げたのだが、今ひとつお客さんの反応が悪く、「これからどうすべきか」という話し合いを部門全体で行うというものだった。 会議のメンバーは部門の主要メンバーで、約15名、若手からベテラン、部門長までが一堂に会していた。 私はその司会進行役として会議に参加していたが、実質的には「部門長の脇で議事録をまとめながら、意見をとりまとめる」と
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