2019年末から20年初にかけて、要は春節前ですな、「特定地域、特定外国人に対する入国制限は人権侵害」と声高に叫んでいた同じ口が、21年の夏の今、私権を制限する「国内のロックダウン」をマナジリを決して主張する。一貫性を強く求めるわけではないし意見が変わるのは構わないが、そもそもがポジショントークなのだろうなと、還暦にしてはナイーブなぼくはようやく理解する。 ロックダウンは、医療機関の強制徴用とワンセットで立法化しない限りすべきではない。適正な手続きを踏まなくてはならない。 様子を見つつ、本質的対策を先延ばしして、いざ「緊急事態」にいたるとそれを理由に「超法規的」な全体主義に移行するのは日本のお家芸だが、そんなことを許してはならない。 ポジショントークのややこしいところは; 1・その人の政治的な意見(政治家や政策、政党に対する考え、つまりポジション)と 2・その問題に対するその人の意見(賛成