北海道・苫小牧沖で発生したカーフェリーの火災事故で、東大野球部の合宿用の道具が船内に残ったままになった。 用具が合宿先に届かずに困っていた東大野球部に救いの手を差し伸べた「室蘭シャークス」に称賛の声が上がっている。 苫小牧沖でカーフェリーに火災発生 この事故は7月31日、苫小牧沖約55kmの太平洋上で、カーフェリー「さんふらわあ だいせつ」で火災が発生した。 乗客は全員救命艇で非難したが、消火化活動にあたっていた二等航海士が1人行方不明になっていて、3日に船内で見つかった遺体がこの航海士ではないかと見られている。 東大野球部の合宿用の道具が船内に このフェリーには東京六大学リーグ・東大野球部のマネジャー、中川弘毅さんがバンで合宿用の用具を運ぶために乗船していた。 中川さんは救命艇で脱出し救助され、関係者を安心させたが、用具は船内に残ったままだ。 船内には試合用のユニホーム、バット約100本