長きにわたるコロナ禍は、人と人とのコミュニケーションを大きく変化させた。誰かと過ごす機会は失われ、一人で過ごす時間が多いことは日常になりつつある。あるいは、外出が減ったことで家族と過ごす時間が増えた人もいるだろう。いずれにせよ、自分と相手の距離感は変化し、それによって引き起こる問題もさまざま耳にする。 お笑い芸人・マヂカルラブリーの野田クリスタルは、約6年の一人暮らしの末、昨年からキンクマハムスターのはむはむちゃんと暮らし始めた。その溺愛ぶりは、さまざまなメディアで語られている通りだ。 北欧では、自然がより身近にあり、それが人々の幸福感につながっているとされる。そこで今回は、野田の「ハムスターとの生活」に焦点を当てる。はむはむちゃんと出会ったことで、「誰かとともに生きる幸せ」や「慈愛の精神」、「相手を想像すること」を知ったという。それは動物との暮らしだけでなく、人と人とのコミュニケーション