米国環境保護庁のデータセンターのエネルギー研究を行っている研究者グループによると、データセンター内にある4000台の物理サーバのうち30%が昏睡状態か、または動作はしているものの、有用な情報を配信していないことが判明したという。なお、昏睡状態とは6か月間何も行っていないことを差しているという。注目すべきなのは、2008年に行われた別の企業による調査結果でも同様に30%のサーバーが昏睡状態にあるという結果が出ていること(COMPUTERWORLD、Slashdot)。 天然資源防衛協議会(NRDC)の2014年の調査によると、2013年のデータセンターの電気使用量は910億kw/hであったという。米国ではデータセンターの需要が2020年には53%増加すると予想されている。前述のようなゾンビサーバーへの対処を行えばエネルギー効率は40%ほど改善する可能性があるとしている。