大阪市の橋下徹市長は14日、同市環境局が今年2、3月に職員約3200人を対象に、入れ墨の有無を任意で尋ねるアンケートをしたところ、50人程度が「入れ墨を入れている」と回答していたことを明らかにした。橋下市長は「タトゥー(入れ墨)が絶対的に悪とは言わないが、税金で運営されている組織では許されない。原則は消してもらう」と述べた。【記名式で回答義務付け】大阪市、入れ墨調査始まる 市はこれとは別に、市教委を除く全職員を対象に入れ墨の有無を尋ねる調査を5月から実施している。環境局は10年5月から内規で職員の入れ墨を禁止。昨年8月、市民から「ごみ収集をしている職員が入れ墨をしている」との情報提供があり、調査していた。【原田啓之、津久井達】