アフガニスタンの反政府勢力タリバンが8月15日、首都カブールに進攻し、同国のアシュラフ・ガニ大統領は国外へ出国した。ノーベル平和賞の受賞者でパキスタン出身のマララ・ユスフザイさんはTwitterで、「女性やマイノリティ、人権活動家の方々のことをとても心配しています」とコメントした。 ユスフザイさんはパキスタンで女性が教育を受ける権利を訴え、2012年にパキスタンのイスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動(TTP)」から銃撃を受けた。その後はイギリスに移り、2014年にノーベル平和賞を受賞した。 ユサフザイさんは15日にTwitterを更新。「私たちは、タリバンがアフガニスタンを掌握するのを大きなショックをもって見ています。女性やマイノリティ、人権活動家の方々のことをとても心配しています」とコメントした。その上で、「国際社会や地域大国、地方の国々は即時停戦を要請し、緊急の人道的援助をしたり