講演冒頭に行われた挙手による簡易アンケートによれば、BtoB関連の参加者と、BtoC関連参加者の割合はほぼ半数ずつ。また「最近、リードナーチャリングという言葉を耳にしたことがあるか」という質問に対しては、7割ほどの参加者が手を挙げた。BtoB、BtoCを問わず、リードナーチャリングがWeb担当者の関心を集めていることがうかがえた。 講演テーマの「ナーチャリング(Nurturing)」は、育成するという意味であり、「リードナーチャリング」とは、簡単に言えば、潜在顧客を商談につながりそうな見込み客へと育てる施策だ。上島氏は従来のWebマーケティング施策が注力しているのはユニークユーザーの増加であり、潜在顧客の「ナーチャリング」ではなく、「ジェネレーション(獲得)」に偏っていると指摘。「ユニークユーザーを増やすだけで受注につながっていない。質の悪い訪問客(案件化する可能性の低い顧客)のデータを、