香港問題「気付くの遅かった」 山尾志桜里衆院議員 2020年07月27日07時12分 インタビューに答える山尾志桜里衆院議員=14日、東京都千代田区 香港の人権問題などに取り組む超党派の「対中政策に関する国会議員連盟(JPAC)」呼び掛け人となった山尾志桜里衆院議員との一問一答は次の通り。 「議員監視団」香港派遣検討 立法会選の公正性懸念―超党派議連、29日発足 ―香港問題に関心を持ったきっかけは。 直接のきっかけは昨秋。(反政府デモに参加した)丸腰の若者に対する至近距離からの警察の実弾発砲だ。ここまで人権弾圧がおおっぴらになされている光景に衝撃を受けた。これまでの香港の道のりを考えると、気付くのが本当に遅かった。 ―中国政府は内政干渉だと反発している。 国家による自国民への人権侵害は、内政の過程で治癒することが不可能。国際社会が声を上げるしか他に選択肢はなく、当然やるべきことで、内政干渉