筆者紹介 長倉 勉(ながくら・つとむ) 富士通総研公共コンサルティング事業部シニアマネジングコンサルタント/ASPIC ジャパン執行役員 富士通総研では、地方自治体における電子自治体・情報化計画策定、基幹系システム等再構築における最適化計画立案、共同利用・アウトソーシング基本計画立案等を担当。ASPICジャパンでは「災害時ICT基盤研究会」のリーダーとして、研究会の取りまとめめを担当。著書に『電子自治体アウトソーシング実践の手引き』(共著)。 今回は、災害時に求められる情報に対し、現在稼働している情報システムを適合(マッピング)し、どの分野がシステム化されているかを見ていくとともに、今後、ICTを活用したシステムを導入・構築を行うにあたりどのような点に留意すべきかを考える。 ■災害時に必要となる情報と情報システムのマッピングし、整理する 災害時に求められる情報と、それらを提供する情報システ