おかげ様でわたくしもようやく人間的な心を取り戻しつつあり、最近は諸君の●ンカスみたいなブログを拝見する余裕まで出てきたのであります。この場を借りて謹んでお礼を申し上げたい。で、思うのだが、諸君らの異常性欲にも似た自己顕示の精神と自意識過剰の美学には心底感服いたすものの、同時にある種のぬぐい切れない残尿感というか、どうにも腑に落ちない気分に陥る場面が多いことに気づいたのである。というのも、例の映画好きと称する連中、つまり映画に関する死ぬほどどうでもいい言説を垂れ流したり誰も読まない長文をアップロードしてニヤニヤしている諸君のことだが、諸君の心情がわたくしにとっては甚だ不可解であり、ゆえに得体の知れないブキミさを覚える事実を告白せざるを得ない。 その違和感の代表例が「●●クンの演技がすごい(@@)」「●●の演技力不足が目に付いた」云々といった、俳優の演技に関する感想である。映画作品において俳優