2006年9月4日のブックマーク (3件)

  • 分裂勘違い君劇場 - 世界に一つだけじゃない花

    SMAPの「世界に一つだけの花」より引用: 花屋の店先に並んだいろんな花を見ていた ひとそれぞれ好みはあるけどどれもみんなきれいだね この中で誰が一番だなんて争うこともしないで バケツの中誇らしげにしゃんと胸を張っている そんなことはない。 美しいお花畑では、植物たちは、血みどろの闘争を繰り広げている。 植物たちは、根から、さまざまな種類の化学物質をまき散らして、他の植物や微生物を攻撃し、殺戮し、痛めつけ合っている。 フセインや麻原彰晃が生まれる何億年もまえから、彼らは化学兵器による大量虐殺を繰り返し続けてきたのだ。 また、植物は、他の植物の上に覆い被さり、太陽の光を遮断する。強引に根を広げ、水分を奪う。養分を奪う。相手の補給線をたち、兵糧攻めにするわけだ。 干された側の植物は、栄養不足から、細胞が次々に死滅し、腐敗していく。 殺されて腐敗した植物は、殺した植物の養分としてわれる。 そも

    分裂勘違い君劇場 - 世界に一つだけじゃない花
    eureka1
    eureka1 2006/09/04
    今日は恩恵を受けたようです。ミリオンオブサンクス
  • 分裂勘違い君劇場 - Web2.0は自殺し、ゾンビーになって徘徊する

    404 Blog Not Found - Los Ricos el Norte 天然資源由来の富というのは、再生産が利かない。こういった富は、むしろ独占すればするほどうまみが出てくる。金持ちが「金なし」を援助する理由というのはあまりない。これを「富1.0」と呼ぼう。 これに対して、「北の富」というのは、そのほとんどがモノの値段ではなく知恵の値段だ。クルマもケータイも、フツーの人が飢えていては製品とはなりえない。いわゆる中産階級が成立して、はじめて市場が成立するのだ。これが、「富2.0」。 そうではない。 独占によるうまみは、富1.0などより、YahooGoogle楽天Amazonといった現代のIT企業のほうが巨大なのだ。 ある意味、YahooGoogle楽天Amazonは、人類史上、もっとも質の悪い独占企業なのだ。 なぜなら、ITビジネスにおける独占は、人類がいままで経験したこ

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    eureka1 2006/09/04
  • コラム・イナモト

    トルコの作家オルハン・パムクの「黒い」を読んだ。 黒い 作者:オルハン・パムク 藤原書店 Amazon 失踪したの行方を探してイスタンブールの街を彷徨する主人公ガーリップのストーリーと、ガーリップのいとこで有名コラムニストのジェラールの書くコラムが交互に出てくる構成になっている。 ガーリップのストーリーでは、「今」のイスタンブールのさまざまな光景の後ろから「過去」のイスタンブールのさまざまな出来事が立ち現れてくる。一方のジェラールのコラムは実に幅広い話題を扱い、技巧的な文体で、時に奔放にイスタンブールの街やさまざまなエピソードを取り上げる。両方合わさって、イスタンブールという歴史が重層する街のありようが浮かび上がってくる。そういう意味では、この小説の主人公はイスタンブールという街とも言える。 海外小説を読む楽しみのひとつに、一種の世界旅行ができることがある。「黒い」はまさにイスタ

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    eureka1 2006/09/04