島根県教委は24日、県内の水産高校が実習に使用する水産練習船の男性甲板員(31)を戒告処分にしたと発表した。 発表によると、男性甲板員は今年9月15日朝、水産練習船で太平洋を航行中、船内にいた水産高の男子生徒の頭を、ワイヤや釣り糸を切るカッターで小突いた。 報告を受けた県教委が調査。男子生徒は船内でマグロ漁の漁具作りをしていたが、テーブルにうつぶせていたため、男性甲板員が作業するように注意。従わなかったため小突いたという。男性甲板員は「申し訳なかった」と謝罪し、生徒も「自分が悪かった」と話しているという。