2015年9月21日のブックマーク (1件)

  • 子供には見せられない地獄のファミリー・ムービー、『クーデター』が描く“極限の恐怖”

    東南アジア某国の水道支援事業に協力しようと、海外赴任するため現地に降り立った男とその、そして幼いふたりの娘達。この善良なアメリカ人家族が体験する、想像を絶する地獄を描いたのが、パニック・スリラー映画『クーデター』だ。 一家の父、ジャックは、数時間前まで、自分の技能を発揮して水道を配備し、現地の人々に感謝され、週末にはや娘たちとビーチで楽しく過ごすような、明るい生活を想像していただろう。それが、いまは、怯えている自分の幼い娘の両腕をベルトで縛り付け、高層ビルの屋上から隣のビルに向けてぶん投げようとしている。少しでも手元が狂って地面に落ちれば、間違いなく娘は即死だ。完全に父親が娘を虐待しているようにしか見えない姿である。一体、どうしてこんなことになったのか。そして、仔犬や児童など、弱者をいたぶるシーンには敏感なアメリカの商業映画において、この作品は何故、このような虐待的シーンに挑戦しようと

    子供には見せられない地獄のファミリー・ムービー、『クーデター』が描く“極限の恐怖”