タグ

ブックマーク / gendai.media (13)

  • さよならニッポン、新時代の国際人としての心構え(森田 正康) @gendai_biz

    「日ってどんな国なんだ?」 約20年前だろうか、僕がアメリカ在住の中学生だったころは、日人が物珍しかったのか、アメリカ人の学友に日という国について聞かれることが多かった。その時は日について答えることがとても簡単だった。 お前のお父さん、お母さんが乗ってる車を作ってる国だよ。この小型のウォークマンすげーだろ、僕の国が作ったんだぞ。マリオ知ってるか?あれも僕の国だ。さらには当時のヒットしていた映画「カラテキッド」(邦題:ベストキッド)まで、主人公が日人の師匠から空手を学ぶという設定で大ヒットしていた。 「日は凄い」そう言い切れる物が海外には数多く存在していた。日人として自信満々だった。まさにグレートニッポンに背中を押されて日を説明していた。当時、アメリカで有数の課税所得を誇る地域の学区に通っていたが、その中でもグレートニッポンマジックは僕を守ってくれた。日が世界に提供している

    さよならニッポン、新時代の国際人としての心構え(森田 正康) @gendai_biz
  • 世界を動かす政策プロデューサーを育てる「虎の穴」ランド政策大学院で初講義してわかった彼らの実力(田村 耕太郎) @gendai_biz

    ランド大学院での初講義 ランド公共政策大学院で初講義を持たせてもらった。テーマは日の政策課題。私はこの講演を心から楽しみにしていた。それは世界を動かすポリシーメーカーの卵たちの実力を推し量ってみたいと思っていたからだ。結論から言うと、想定以上の実力の持ち主たちだった。彼らとの触れ合い掛け合いを存分に楽しんだ。 それもそのはず。教授はすべてPhDを持ち、各国政府が実際使う政策をデザインしているランドの研究員たち。象牙の塔のレクチャーではなく、実際のプロジェクトで下働きをしながら実践的な公共政策を身に着けていく。 私の講義に集まってくれたPhD候補生は全部で約30名。国籍も様々。中国、イギリス、シンガポール、イスラエル、韓国アメリカ、インド等学校側も「10以上の国籍の学生が出てたと思う」と把握しきれないくらいの多様さ。 私は学校で講演や授業をさせてもらう時はインタラクティブな(双方向性のあ

    世界を動かす政策プロデューサーを育てる「虎の穴」ランド政策大学院で初講義してわかった彼らの実力(田村 耕太郎) @gendai_biz
  • 富士フイルム「エボラから世界を救う薬」を開発するまでの苦闘16年(週刊現代) @gendai_biz

    発見は偶然だった。医療関係者は見向きもしなかった。一度は製品化を諦めた。ある出来事が潮目を変えた。それでも立ちはだかる難問。男たちは手を休めなかった。その努力が今、ようやく実を結ぶ。 手探りの研究が始まった 富山の薬が世界を救うかもしれない――富士フイルムホールディングス傘下の富山化学工業が開発した錠剤「アビガン」(一般名・ファビピラビル)が、世界的な注目を集めている。 今年夏頃から西アフリカを中心に爆発的に流行しているエボラ出血熱はいまだ終息していないが、その理由の一つは有効な治療薬がないことだ。エボラ出血熱の致死率は50%と、毒性はすさまじく高い。エボラウイルスに感染すると、患者は7日間程度の潜伏期間を経た後、高熱を発して嘔吐、下痢、頭痛などの症状を呈し、最後は全身から出血して死に至る。 11月12日に発表されたWHO(世界保健機関)の最新データによると、すでに世界中でエボラウイルス感

    富士フイルム「エボラから世界を救う薬」を開発するまでの苦闘16年(週刊現代) @gendai_biz
  • 「天才」と呼ばれた人が、本物の「天才」に出会ったとき(週刊現代) @gendai_biz

    誰よりも頭がいい、そう信じていたが、上には上がいた「天才」と呼ばれた人が、物の「天才」に出会ったとき 人間は、己を超える圧倒的な才能と出会ったとき、自己を客観視して成長する。「天才」たちにも若き日の敗北体験があり、それを乗り越えたからこそ今がある。 世の中には「天才」と呼ばれる人たちがいる。私立灘高校から東大数学科に進み、現在はエコール・ポリテクニーク(フランスの理工系大学のトップでカルロス・ゴーンの母校)の助教授を務める郡山幸雄(38歳)もその一人だろう。 郡山にとって、東大入試は「朝起きて歯を磨く」程度の、緊張感のないイベントだった。 「数学で6問(120点満点)中4~5問は確実に解けるので、それだけで他の受験生に50点近く差をつけられる。合格最低点が300点ちょっとの試験だから、他の科目で少々失敗しても、落ちる可能性は100%なかったんです」 今年も東大理Ⅲ(定員約100名)に27

    「天才」と呼ばれた人が、本物の「天才」に出会ったとき(週刊現代) @gendai_biz
  • D-Waveの量子コンピュータは本物か? ---その基礎理論を考案した日本人科学者に聞く(小林 雅一) @gendai_biz

    グーグルが先月、研究開発用に導入したD-Wave Systems社(社カナダ)製の量子コンピュータ。前々回のコラムでも紹介したように、これが当の量子コンピュータなのかどうかは、まだ評価が定まっていない。 グーグルの発表後、僅か1、2週間の間にも、D-Waveが公開した実験データに対し、同社に懐疑的な研究者たちが「これは量子コンピュータではない」と反論し、それに対しD-Waveが逆に反論するなど、議論は紛糾している。それにしても、何故これほど揉めるのか? 量子力学の原理を計算に応用 その説明に入る前に、量子コンピュータとは何であるかを、もう一度簡単に説明しておこう。量子コンピュータとは、原子核や電子、素粒子のようなミクロ世界を支配する「量子力学」の基原理に基づく、画期的なコンピュータだ。 予め断わっておくと、現在、私たちが使っているパソコンのような普通のコンピュータにも、ある意味で量

    D-Waveの量子コンピュータは本物か? ---その基礎理論を考案した日本人科学者に聞く(小林 雅一) @gendai_biz
  • 「ブルーバックス前書き図書館」(ブルーバックス)

    ブルーバックス「前書き図書館」へようこそ! ブルーバックスは講談社の科学系新書シリーズです。 新書としては岩波、中公についで日で3番目の歴史を誇り、これまでの刊行点数2000点以上、累計発行部数は7000万部超。最新宇宙論からiPS細胞まで、幅広く科学の話題を追いかけています。 この「前書き図書館」は、ブルーバックスの新刊・既刊の「前書き」をご覧いただけるサービスです。現在229点を収録。これからも「蔵書数」を増やしていきます。 気になる科学の話題や知りたいテーマがあるときに、街の屋さんに寄ってぶらっと立ち読みする感覚で、お気軽にご活用ください。

    「ブルーバックス前書き図書館」(ブルーバックス)
  • 24歳でスタンフォードの博士号を取得した天才が裸一貫から世界最高の会社を作るまで(田村 耕太郎) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    歯に衣着せず「国際機関など存在しない」とバッサリ 7年来の畏友で、「天才政治学者」の呼び声が高いイアン・ブレマーの講演を聞きに行った。場所は東京・麹町にある「グロービス」東京校だ。 イアンは今や、売れっ子の国際政治学者として注目されていると同時に、世界で最も信頼されている政治リスク分析会社「ユーラシア・グループ」を率いることでも有名だ。巨額の資金を動かすヘッジファンドから各国政府まで、彼のグローバルな政治リスク分析を求める顧客は後を絶たない。日政府も、彼の話に真摯に耳を傾けている。 彼の造語である「G0(ジー・ゼロ)」は、近年の国際政治の状況を巧みに表現した言葉として、世界中で広く引用、使用されている。G7やG20のように、国際秩序を決めるための舞台はあるけれども、そこで責任を持って世界秩序を決めようとする(決められる)国は、実は皆無だというのだ。 アメリカはかつてのようなグローバルな影

    24歳でスタンフォードの博士号を取得した天才が裸一貫から世界最高の会社を作るまで(田村 耕太郎) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
  • この国はいったいどうなってしまうのか未婚率と離婚率が急上昇 2030年みーんな一人暮らし日本から家族が消えてなくなる(週刊現代) @gendai_biz

    絆の時代と言われるが、ほんとうだろうか。現実に目を凝らすと、一人ひとりがバラバラになっていく日社会の実相が浮かび上がってきた。ただ、一人だけで生き抜くには、この世界は過酷すぎる。 とは別れ、友人もいない 〈パナソニック 通期で7650億円の赤字見通し リストラ拡大で年度中に1万人規模の人員削減〉 〈シャープ 過去最悪の赤字決算見通し 62年ぶりの人員削減5000人〉 〈NEC 2000人の早期退職募集〉 大手電機メーカーを中心に、経営不振に苦しむ各社でリストラの暴風雨が吹き荒れている。 今年度に上場企業が募集した希望・早期退職者は、すでに昨年度の倍を超える数に膨れ上がっている。 各企業が自衛のため、正社員から非正規へと雇用を切り替えている。 その余波で起きていること---それが「家族の崩壊」だ。 中央大学の山田昌弘教授は日経済新聞(11月7日付朝刊)に『「標準家族」の維持は困難』と題

    この国はいったいどうなってしまうのか未婚率と離婚率が急上昇 2030年みーんな一人暮らし日本から家族が消えてなくなる(週刊現代) @gendai_biz
  • 韓国に売った日本人「実行犯」の告白「技術流出-新日鉄の場合」(週刊現代) @gendai_biz

    韓国籍の〝産業スパイ〟が、中国の鉄鋼大手に機密情報を売り渡した。蓋を開けると、その技術は日企業が開発したものだった---。アジアを舞台に繰り広げられた熾烈な企業間競争の内幕に迫る。 損害は1100億円 〈損害賠償等請求事件 訴訟物の価額 金1105億4120万円〉 〈被告POSCOが、(中略)田中氏、大蔵氏、被告瀬田及び山下氏(仮名、原では実名=編集部注)らをはじめとする日に居住する原告の元社員、その他の日における複数の協力者と共謀の上、(中略)高額の対価を支払うのと引き換えに、(中略)高品質の方向性電磁鋼板の量産を極めて短期間で成功させたことにより、原告に対して巨額の損害を被らせた〉 請求額約1100億円、印紙代だけで1億1657万円(!)という超巨額の賠償請求訴訟が今年4月、東京地裁に提起された。 原告は日最大の鉄鋼メーカー・新日鉄(現・新日鉄住金)、被告は韓国の鉄鋼最大手・

    韓国に売った日本人「実行犯」の告白「技術流出-新日鉄の場合」(週刊現代) @gendai_biz
  • パナソニックとシャープこうすれば生き返る日本の家電を最も知る二人が語り尽くした岩谷英昭×原田節雄(週刊現代) @gendai_biz

    こけたら立ちなはれ---。〝経営の神様〟と呼ばれた松下幸之助翁は、逆境に立ち向かう精神を端的にこう言い表した。リストラだけがV字回復の方法ではない。再び立ち上がるために何をするべきか。 技術流出の真相 いわたに・ひであき/'45年生まれ。'68年、松下電器(現パナソニック)入社。米国松下電器の社長、会長などを歴任し、'05年に退社。現在は明治学院大学理事。著書に『松下幸之助は泣いている』など 岩谷 私は'68年に松下電器に入社し、その翌年から米国で約30年間、家電ビジネスの最前線に身を置いてきました。米国松下電器の会長まで務めましたが、今のパナソニックをはじめとする日の家電の凋落は、国内での成功体験から生じた「驕り」が原因だと考えています。 原田 自分たちが作った物は最高の品質だから多少高くても売れて当然、という考え方ですね。 岩谷 '70~'90年代の成功体験が、驕りを招いたのでしょう

    パナソニックとシャープこうすれば生き返る日本の家電を最も知る二人が語り尽くした岩谷英昭×原田節雄(週刊現代) @gendai_biz
  • 第3部 日本企業 われわれはどうしたらいいのか 中国・韓国にもう勝てない(週刊現代) @gendai_biz

    第3部 日企業 われわれはどうしたらいいのか 中国韓国にもう勝てない 置いていかれたニッポン 世界の経済はルールが変わっていた! スピード感が違いすぎる 「日の製造業が老衰の淵で死にあえぐのは、感情としては忸怩たるものがあるが、産業史の必然だ。ソニーの今回の決算にしてもシャープやパナソニックよりましだと言われているが、黒字を出しているのは映画音楽、金融部門であり、モノづくり企業としては慘澹たるもの。イギリスの繊維業者は見る影もなく、アメリカのGM(ゼネラルモーターズ)は2009年に破綻した。パナソニック、シャープ、ソニーが・かつての姿・に戻ることは不可能だ。日の電機メーカーはもう中国韓国勢に勝てない」(元ソニー幹部) 地球儀を前に、まずはあの香川真司が活躍するサッカーチーム、マンチェスター・ユナイテッドの拠地に指を置く。その指を右に弾き、地球儀を西へクルリと回す。たったこれだ

    第3部 日本企業 われわれはどうしたらいいのか 中国・韓国にもう勝てない(週刊現代) @gendai_biz
  • 体育会系もかなわない軍隊出身者のド迫力!ハーバードビジネススクールを席巻する「ミリタリーエリート」(田村 耕太郎) @gendai_biz

    体育会系もかなわない軍隊出身者のド迫力!ハーバードビジネススクールを席巻する「ミリタリーエリート」 日の若者は彼らとの「戦争」に勝てるか ハーバードが士官学校に ビジネスのウエストポイント(士官学校)といわれるハーバードビジネススクール(HBS)。先が読めないビジネスという名の戦場で、リーダーシップを発揮して勝利に導く人材を育成するのがHBSの役割ということだ。しかし、このところ、HBSは物の士官学校になりつつある。入学者の一割(約100名)は軍隊出身者となり、学生会長や成績優秀者も軍隊出身者が総なめし始めているのだ。 今回はアメリカ教育界、いやビジネス界で台頭しているミリタリーエリートについて紹介したい。 HBS教授陣の中でも、次世代スターの代表と言われるラマーナ・カーシク教授が先日10日間ほど来日していた。情報公開、企業統治から政治経済まで幅広く研究し教鞭をとるカーシク教授。わず

    体育会系もかなわない軍隊出身者のド迫力!ハーバードビジネススクールを席巻する「ミリタリーエリート」(田村 耕太郎) @gendai_biz
  • 『日本をダメにしたB層の研究』著者:適菜収なぜ日本人は「参加」したがるのか? 【前篇】() @gendai_biz

    はじめに 座り込む人たち もうダメです。 手遅れです。 わが国は完全に危険水域を突破し、崩壊への道を突き進んでいます。 あらゆる兆候がそれを示しています。 先日、こんなニュースが流れました。 松井一郎大阪府知事は九日、関西電力大飯原発三、四号機(福井県おおい町)が 再稼働しない場合に懸念される電気料金の値上げについて言及し、値上げが実施されれば「反対(の意思表示)で橋下徹大阪市長と二人で関電前で座り込みをするしかない」と述べ、関電側を牽制した。(『産経新聞』二〇一二年五月一〇日) 結局、原発は再稼動しましたが、それにしても深い精神の病を感じます。 要するに、自分が誰なのかわからなくなっているのです。 権力を発動する側の人間が、座り込みを始めるというのですから。 二〇一〇年一月、首相の鳩山由紀夫は、政治資金規正法違反事件で検察の追及を受けていた小沢一郎に対し、「どうぞ戦ってください」と述べて

    『日本をダメにしたB層の研究』著者:適菜収なぜ日本人は「参加」したがるのか? 【前篇】() @gendai_biz
  • 1