雨の中の涙のように、私の記憶もみな時と共に消えてしまうのか? そうなる前に日本内外問わず私の愛する漫画や映画、小説について書き残しておくブログ。 バットマン:ロングハロウィーンなどのローブ×セイルの黄金コンビが描いたスーパーマンの名作ということで…。表紙は少々野暮ったいのだけど中身はすんごく温かみのあるコミックで、今まで邦訳されたスーパーマンの中でもこれほどスーパーマンのことが好きになれたことはなかったなあ。 スープスの四季というタイトル通り、春(ジョナサン・ケント)、夏(ロイス・レーン)、秋(レックス・ルーサー)、冬(ラナ・ラング)の四章・四人の語り部によって各々のスーパーマンが描かれていく。スーパーマンの一年を、芽生え、開花、失墜、復活、と植物のようになぞらえて物語っていく趣向。 作付けをしたトウモロコシの成長ががあまりに早いと…十分に根を張る時間のないまま、茎が自重に耐えられなくなる