2012年06月12日20:00 カテゴリ書評/画評/品評Art 作品から商品へ - 書評 - 職業としてのAV女優 出版社より献本御礼。 職業としてのAV女優 中村淳彦 P. 237 おわりに 本書はAV女優でもしようかな?と思っている女性や、娘を持つ親達に読んでほしい。 私はまさに後者に該当するのだが、まったくもってその通り。 これだけ「おいしくない」仕事、滅多にないのではないか。 本書「職業としてのAV女優」は、就活入門ではない。本書はAV女優になった後の話である。どれくらい稼げるのか。どれくらい続けられるのか。そして辞めた後どうなるのか… その実態は、私の想像以上に「市場成熟後の普通の人気稼業」であった。 オビより 日当3万円、倍率25倍、年齢不問 つまり、漫画家や作家と同じ。希望者は山ほどおり、デビューしても持続可能性に対する保証は一切ない。金の必要に迫られてやむにやまれずやるも
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