「死の町」「放射能つけた」発言でソッコー辞任に追い込まれた鉢呂前経産相。マスコミの大バッシングに加え、自民党の石原伸晃幹事長も「万死に値する」と批判した。でも、ちょっと待ってくださいな。これが「万死に値する」なら、一億回死んでも追いつかないぐらいの暴言を吐きまくってる政治家がいるんじゃない? そう、石原伸晃氏の父、石原慎太郎都知事、その人である。いったいどれほどの暴言を吐いてきたか、ほんの一部だが振り返ってみよう。 まず記憶に新しいのは、あの「天罰」発言。震災発生からわずか3日後の3月14日に、「日本人のアイデンティティーは我欲。この津波をうまく利用して我欲を一回洗い落とす必要がある。やっぱり天罰だと思う」と言い放った。伸晃氏の言う「被災者を傷つけた」という点では、こっちのほうがはるかに破壊力あるだろう。 このときは選挙前だったため一応謝罪したが、障害者や同性愛者への差別発言も枚挙にいとま