先日お伝えしたフランスのスリーストライク法案が、上院でも可決され、スリーストライク法を後押ししてきたサルコジ大統領の署名を経て成立することとなった。 この法案は、違法ダウンロードユーザーに2度警告し、3度目の違反でそのユーザーのネット回線を切断するというもの。High Authority of Diffusion of the Art Works and Protection of Rights on the Internet(Hadopi)という新たな政府機関を設け、この機関が違法ダウンロードユーザーの身元を突き止めて警告する。2度警告を受けても違反を続けたユーザーは、最高で1年間インターネット接続を停止される。さらにブラックリストに載せられて、別のISPに移行したり、新しいアカウントを取得したりできなくなる。 違法DLでネット切断の「スリーストライク法案」、仏議会で可決 - ITmed