「小遣いになれば、と軽い気持ちでやってしまった」――。金の延べ棒3キロを股間などに忍ばせて密輸しようとしたとして、関税法違反(無許可輸入未遂)などの罪で起訴された大阪市交通局職員、大成牧生被告(54)の初公判が23日、福岡地裁であった。大成被告は起訴内容を認めたうえで、後悔の心境を述べた。 検察側は冒頭陳述で、大成被告がパチンコ仲間の男に密輸を持ちかけられ、昨年11月~今年2月に計3回、韓国から密輸したと指摘。その手口は、韓国・仁川国際空港内のフードコートで金の延べ棒を受け取り、トイレで股間や足の裏に隠して日本へ帰る、というものだったと明かした。 4回目となる3月21日に、韓国から福岡空港に到着した際、金の延べ棒計3キロ(1350万円相当)を股間などに隠していたのが見つかったとされる。 大成被告は被告人質問で「最初は抵抗があったが、回数を重ね、4回目は『(検査を)抜けたらええんや』と(思っ
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