「コロナで、去年まで毎年出演していた舞台も、旅番組のような地方ロケもなくなっちゃって。いやでも、コロナで仕事が減ったのか、そもそも仕事が来なかったのか、よくわかんないんですよ、“余韻タレント”なんで。イベントとか、女性を集めて美容トークをするとか、細々と仕事が繋がって、今も生きてます。こんなに余韻が続くなんて、ありがたいかぎりですよね。あはは」 48歳、アラフィフになったさとう珠緒は、そう言って笑った。 さらりと自虐を込めつつも、表情は自然だ。ああ、この人は本当に天然だったのだな、と思う。 一人暮らしを続けて、もう30年近くになる。 今年の3月、17年間寄り添った愛犬のチワワを看取り、「ペットロスからどう立ち直ったらいいかわからない」と、トレードマークの潤んだ瞳をさらにウルウルさせた。 「愛犬を失ったことが、今までで一番辛い出来事かもしれない……」 えっ? 「元事務所との泥沼裁判」と報じら
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