英国で話題になっていた絵本*1『Tadpole's Promise』が、この春米国でも出版された。アマゾンUKで表紙を眺め、注文しようか、米国発売を待とうか悩みに悩んだ絵本である。UK版はペーパーバックも出るし安価……、でも結局春まで待つことにした。 先日さっそく書店で手に取り、う〜む。これは大人の絵本だとほのかに感じ取る。とじ方がカレンダーとじで、まずユニーク。このおかげで縦の見開きに空間が生まれ、その深さが池のほとりで進展するあおむしとおたまじゃくしの小さな恋をしっとりとユーモラスに演出する。 「ずっと変わらないで……」と頼まれ約束したにも関わらず、姿を変えていくおたまじゃくし。見かけが変わり裏切られても想い続けるあおむしだったが、いずれは自分も変身する身。この恋、どうなるのだろうと行方を追うと、「え!?」これはあまりにもショックな、でもあっけらかんとした終わり方。娘が「え〜」と驚き、
![2005-07-19](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)