この一ヶ月にわたる記事では、Wizards of the Coast のR&Dが用いる「ティミー」「ジョニー」「スパイク」という三つの心理類型について見てきました(これらについてまだご存じでない方は、このサイトで翻訳したデザインのための言葉を参照してくだされば幸いです)。今回の記事は、その考え方を用いて、『ドミニオン』のカードを分析する内容のものです。 それでは、以下からが本文です。 『ドミニオン』のカードデザイン 折にふれ、私はデザイン上のいくつかの用語について述べてきた。「リニア」と「モジュラー」、「オプション」と「チョイス」、「アクシズ」と「ブランチ」、「メルヴィン」と「ヴォーソス」、そして「ティミー」「ジョニー」「スパイク」。こういったコンセプトについて学ぶことは重要だが、しかしそれ以上に大事なのは、それらをストレッチして実際に使ってみることだ。そういうわけで、今度はそれを応用する