井関農機は、農業女子トラクタプロジェクトで開発した、農業女子目線で「使いやすくて、乗りたくなる」トラクタ、『しろプチ』(Z15-JW)を9月から発売すると発表した。 これまで、農業機械のオペレータの大半は男性が担っており、農業機械も男性目線で作られてきた。最近では、農業機械オペレータ分野でも女性農業者が増えてきていることから、女性が扱いやすい農業機械の要望が高まっている。 これを受けて同社は、女性農業者が求めるトラクタの商品化を目的に「農業女子トラクタプロジェクト」を開始した。 女性から見た現在のトラクタは、小柄な方では「乗り降りしづらい」、「シート位置が悪く足がペダルに届かない」などの意見がある。これら農業女子の方の生の声を聞きながら、女性ならではの視点で選んだ装備を搭載し、デザインにもこだわった製品を開発した。 「しろプチ」は、従来のカラーにはない、明るいホワイトカラーを機体に採用し、