産業廃棄物処理業者「ダイコー」(愛知県稲沢市)による壱番屋の冷凍ビーフカツの横流しが発覚してから13日で1カ月。同社は製麺業者「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)にカツ以外の廃棄食品も大量に転売していたほか、賞味期限切れの食品類を無届けの倉庫に保管していた。伝票類などが残っていないケースが目立ち、流通経路などの全容はなお見えない。今月9日、岐阜県海津市にあるダイコー倉庫を愛知県と岐阜県が合同で立ち
カレーチェーン「CoCo(ココ)壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)が廃棄を委託した店舗用の冷凍カツが不正に横流しされた問題で、県警の家宅捜索は横流し先の業者に及んだ。この業者は購入の証拠書類を残さず、壱番屋と書かれた段ボールから詰め替えて転売。冷凍室に食材が散乱するなど、ずさんな実態が明らかになってきた。 16日に家宅捜索を受けたのは岐阜県羽島市の「みのりフーズ」。捜索中の午後1時すぎ、実質的経営者の男性(78)が建物からうつむいて現れた。車で愛知県警一宮署に向かい、任意の事情聴取は夜まで続いた。 男性は15日までの取材に対し、同社が3年ほど前から産業廃棄物処理業のダイコー(愛知県稲沢市)が横流しした冷凍ビーフカツを買い、卸売業者などへ転売を繰り返したと説明した。 ダイコーから現金取引を持ちかけられ、壱番屋の段ボールで売らないよう言われたという。また伝票や領収証は残さず、箱を詰め替え
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く