任天堂は8日、家庭用据え置き型ゲーム機の新製品「Wii U(ウィーユー)」を2012年に発売すると発表した。06年に発売し累計8600万台を販売する大ヒットとなった「Wii」の後継機。コントローラーにタッチパネル方式の液晶画面を採用し、テレビ画面と連動させた新たな操作感が特徴だ。今年2月に発売した携帯型機「ニンテンドー3DS」が苦戦するなか、ウィー後継機で巻き返しを狙う。 [フォト] 「PS Vita」「Wii U」…後継機がベール脱いだ「E3」 新型機は、7日に米ロサンゼルスで開幕した世界最大規模のゲーム見本市「E3」に合わせ、岩田聡社長が発表した。 岩田社長は「ゲームの愛好家から初心者まで、ウィーよりも幅広いユーザーを獲得したい」と強調した。価格や発売日については言及しなかった。 コントローラーは、タブレット端末のような6.2インチのタッチパネル画面に、従来と同様の操作ボタンを