ジャンヌダルクは処刑当時まだ20歳にもならない年齢だった。 ジャンヌダルクで後味悪いのは、 当時フランスはシャルル6世の死後イングランドに占領されていて、 イングランドはシャルル6世の死後継承者が不在なのを良いことに(皇子のシャルル7世はまだ幼児) 6世の娘とイングランドの王子ヘンリー5世と結婚させ、 二人の間に生まれた男児をフランスの次の王位に継承させ、2つの王国を統合すると発表し (これは実質的にフランスの直系、シャルル7世を外すという意味) フランスの存亡に危機感を募らせていたシャルル側の貴族達の思惑に 無学な田舎娘のジャンヌが利用された可能性が高いということ。 ジャンヌは17歳で「シャルル7世を助けてフランス独立の為に戦う様に」という 神の啓示を受けたとなっているが、医学的にいえば幻聴を伴う極度のヒステリーで ヒステリー発作時のエクスタシー状態が、神がかりな暗示を受けたように見えた