「三谷さんの頭のつくりは、三島さんと似ている」 かつての人気番組『オーラの泉』で三谷幸喜がゲスト出演した際に、こんなようなことを美輪明宏は言っていました。「三島さん」とはいわずもがな、『金閣寺』『仮面の告白』などで知られる、日本文学史上屈指の大作家・三島由紀夫のこと。 この昭和の文豪が原作を担当した戯曲映画『黒蜥蜴』を引き合いに出し、「三谷ドラマは物語の起こりから結末までが精緻に伏線で繋がっていて、その部分が三島作品を想起させる」という主旨で評していたと記憶します。 厳しい意見多数の『真田丸』 現在、その三谷幸喜が脚本執筆しているのが、NHK大河ドラマ『真田丸』です。本作は戦国時代きっての名武将・真田幸村の生涯を描いた物語であり、主役を演じるのは堺雅人。当代きっての人気俳優と有名脚本家がタッグを組んだ作品とあって、放送開始前から大いに期待されていました。 それでは1月10日の初回放送から数
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